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あ行
アクセシビリティ ( あくせしびりてぃ )
accessibilityはアクセスのしやすさ、近づきやすさという意味の単語。WebページにおいてはWebアクセシビリティとも呼び、誰にでも支障なくWeb情報にアクセスできること、容易に利用できる度合いを表す。国内では日本工業規格(JIS)が発行するJIS X 8341-3が基準となる。アクセシビリティを高める方法として、例えば音声読み上げに配慮したコンテンツ内容にする、代替テキストを入れるといったものが挙げられる。Webが重要な情報源となった今、多くの人が問題なく情報を取得するためにもアクセシビリティに配慮したホームページの構築が必要となる。
アクセス解析 ( あくせすかいせき )
ホームページの訪問者数や訪問時間、使用されたデバイス(パソコンやスマホなど)、滞在時間などを分析すること。あらかじめ導入しているアクセス解析ツールを用い、いつ何人が訪れたか、サイト内でどのような行動をして申し込みに至ったかなどを知ることができる。
アドオン ( あどおん )
ソフトウェアに追加して使用する拡張機能を指す。アドインともいう。プラグインと同義。
アフィリエイト ( あふぃりえいと )
自分のホームページの中に商品のリンクを張って、そこからお客様が商品を購入した場合にマージン料が発生するシステム。 Amazonや楽天市場、Yahooショッピングなどの有名なショッピングモールでも、商品の紹介料がもらえるアフィリエイトプログラムが用意されている。
アルゴリズム ( あるごりずむ )
物事における論理的な手順のことだが、コンピューター業界で使う場合はシステムのプログラムのことを指したり、SEO業界で使う場合はGoogleが決める検索順位決定の基準や検索に関わる処理方法のことを指す。
アンカーリンク ( あんかーりんく )
ホームページではリンクをクリックして別ページへの移動を行うが、アンカーリンクは同じページ内での移動ができる仕組みのこと。 ページの最初にメニュー項目(もしくは見出し項目)を並べ、それをクリックすると同じページ内の特定の場所に移動できるようにする使い方が一般的。
イニシャルコスト ( いにしゃるこすと )
初期費用のこと。 ホームページ制作においては、ホームページの構築費用などがこの初期費用にあたる。 対して継続してかかる費用はランニングコストという。
インタラクション ( いんたらくしょん )
Interactionとは「相互作用」という意味の英単語で、ITの分野ではシステムと人間との間で行われる能動的な情報のやり取りのことを意味する。例えばWebサイト内のボタンにカーソルを当てたらボタンの色が変わるといったことをインタラクションと呼ぶ。
インプレッション ( いんぷれっしょん )
広告用語のひとつで、その広告が表示された回数のことを指す。 1ページの中に同じ広告が3つ掲載されていた場合は、1回の閲覧でインプレッション数は3ということになる。インプレッション数を高めるには広告出稿先サイトの選び方が重要。
ウィザード ( うぃざーど )
必要な情報を適宜示しながら対話形式で簡単にアプリケーションソフト操作やインストールをする機能。ウィザード起動と対話式ウィンドウへの入力のみの作業で、ユーザーへの負担が少ない。
エラスティックレイアウト ( えらすてぃっくれいあうと )
Webページを製作する際にページの横幅を決める基準を文字数にする可変レイアウト手法のことで、emという単位で指定する。ユーザーが文字サイズを変更したときにレイアウト崩れを防ぐことができ、テキストが読みやすいままでアクセシビリティが向上するというメリットがある。例として横幅を30文字と決めた場合にフォントサイズを大きくすれば横幅が増え、小さくすれば横幅も狭くなる。
オウンドメディア ( おうんどめでぃあ )
自社で所有、管理しているメディア(媒体)のこと。自社発行の広報誌やパンフレット、カタログ、インターネットの自社ウェブサイト・ブログなど、企業や組織自らが所有し、消費者に向けて発信する媒体を指す。自社で所有、管理しているメディアであれば、オンライン、オフライン問わずオウンドメディアに含まれる。
オールドドメイン ( おーるどどめいん )
一度運用されていたことがあり、更新期限が切れたドメインのこと。中古ドメインとも呼ばれ、販売サイトで購入することができる。Webの評価を引き継ぐことができるため評価の高かったサイトのドメインだと高額取引されSEO効果も高いとされていたが、検索エンジンがアップデートを重ねた現在では昔ほどの効果はない。
オノマトペ ( おのまとぺ )
自然界の音・声、物事の状態や動きなどを音(おん)で象徴的に表した語。状態や感情などを音で表現する擬態語のことで、ほっこり、もっちり、トロトロなど。広告では主にキャッチコピーに用いられる。
か行
外部リンク ( がいぶりんく )
他サイトから自サイトへ発するリンクのこと。SEO対策において、外部から質の高い多くのリンクを受けることが有効である。「被リンクを獲得する」という言葉も同じ意味で使われる。
拡張子 ( かくちょうし )
パソコンで扱うデータファイルにはすべて種類があり、この拡張子で区別がされている。 ホームページファイルであれば「.html」、写真ファイルであれば「.jpg」、アニメーションファイルであれば「.gif」のように数多くの種類が存在する。
カラム ( からむ )
表や行列における縦の列を指す言葉として知られているが、Webサイトの分野では「段組み」を意味する言葉として用いられる。サイトを構成する各ページにおいてコンテンツを複数の列に分けて配置することを段組みと呼んでいる。
キーワード ( きーわーど )
ホームページにおけるキーワードは「お客様に検索されたい単語」のことを指す。
キャッシュ ( きゃっしゅ )
よく使うデータへのアクセスを高速化するために一時的に記憶装置にデータを保存する仕組み。Webサイト制作でページの修正をおこなった場合キャッシュに情報が残っていることで古い情報が表示されてしまうケースがあるが、そのような際はF5ボタンを押すかブラウザの更新ボタンをクリックするなどで解消することができる。
クラウド ( くらうど )
扱うデータのやり取りをインターネット上でできるサービスのこと。例えばAdobeのCreative Cloudやすべての端末で利用できるevernoteなどがある。
グリッドレイアウト ( ぐりっどれいあうと )
Webサイトをレイアウトする手法の1つで、画面を格子状(グリッド)に分割してブロックエリアに文字や画像を配置すること。
グローバルナビゲーション ( ぐろーばるなびげーしょん )
「グローバルナビ」と呼ばれることもあり、ホームページのすべてのページに共通して設置された案内リンクのこと。主にWebサイトの上部に表示されるタブで各ページのショートカットとして使われる。一般的に企業情報や事業内容、お問い合せ、コンテンツなど、Webサイトの主要なページをリスト化して表示する。
クローラー ( くろーらー )
ホームページを巡回するプログラムのことで、クロール(巡回)することでホームページのデータをデータベースに蓄積していく。検索エンジンはそのデータベースを元にして検索結果の表示順を変えている仕組み。
検索エンジン ( けんさくえんじん )
インターネットに公開されている情報を検索することができるWebサイトのこと。サーチエンジンとも言う。代表的なものではGoogle、Yahoo。
コーディング ( こーでぃんぐ )
WEBサイトをデザインしたあとブラウザ(Webページを見るソフト)で見える形にするために、プログラミング言語を用いてプログラムのソースコードを記述する作業のこと。コーディングは「コード」という単語の進行形であり、 コードはプログラムコードのこと。 つまりコーディングは「プログラミング作業をすること」で、HTMLやCSSを使ってコーディングをしていく。 見積書などで「コーディング費用」とあればプログラマーの人件費のことを指す。
コーポレートサイト ( こーぽれーとさいと )
お店や会社のホームページとして一番オーソドックスなタイプのホームページ。 会社概要、事業紹介、地図・アクセス、お問い合わせといった内容で構成されることが多い。
コピーライト ( こぴーらいと )
著作権表記のこと。 ホームページ制作においてはページ最下部のフッター部分に記載されることが多い。 コピーライトの固定された表記方法は日本ではあまり固まっていないようだが、基本的には「copyright」「(c)」「年」「屋号名(サイト名)」「All Rights Reserved.」などを含めて書かれていればよい。
コンテンツ ( こんてんつ )
ページ内に記載する内容のこと、ホームページの内容すべてのこと。文章、写真、画像、動画、音声など、ホームページに載っているものすべてが含まれている。
コンバージョン率 ( こんばーじょんりつ )
成果率のことでCVRとも呼ばれる。 サービス業であればホームページに来たお客様がお問い合わせしてくれるまで至った割合、 ネットショップであればホームページに来たお客様が商品を購入してくれるまでに至った割合をいう。 もし自分のサイトのコンバージョン率が低い場合は、ホームページの内容やお客様の導線の見直しが必要とされる。
さ行
サーバー ( さーばー )
ホームページデータを保管するマシンのこと。インターネットでホームページを見るということは、このサーバーマシン内のデータを見にいくということになる。自分で用意するのはあまり現実的ではなく、サーバー業者が管理するサーバーマシン内のスペースを間借り(レンタル)するのが一般的。
サイドバー ( さいどばー )
ホームページのレイアウトの中で左側や右側に位置するパーツのことで、主にメニュー項目などがここに含まれることが多い。 ブログであれば、管理者プロフィール、カレンダー、最近の記事一覧などが掲載されていることもある。
サイトマップ ( さいとまっぷ )
Webサイトのページ構成を地図のようにリスト化したWebページのこと。ユーザーや検索エンジンにWebサイトの内容を分かりやすく伝えるのが目的で、SEO対策の効果も期待できる。
サジェスト ( さじぇすと )
例えばGoogleで検索をしようとしたときに先読みで関連ワードを表示する機能のこと。
サブドメイン ( さぶどめいん )
1つのドメインを用途に応じて複数に分割する場合に使用される。「○○○.com」の前に文字列を挿入し、「△△△.○○○.com」のようにしてドメインを区分けする。複数のドメインを取得する手間やコストを省けるのがメリット。便利ではあるが検索エンジンは各サブドメインを別々のドメインとして評価するため、サブディレクトリを使う場合よりも検索エンジンでの表示順位が上がりにくいといわれている。こうしたデメリットも踏まえて利用を検討したり、サブディレクトリと使い分けするのがよい。
サムネイル ( さむねいる )
画像を本来より小さく縮小して表示したもの。 目次ページなどで使用されることが多い。
ショッピングカート ( しょっぴんぐかーと )
オンラインショップが備える機能の一つで、購入するつもりの商品を一時的に保存しておくことが出来る機能。
シングルページ ( しんぐるぺーじ )
1ページで完結しているWebページのこと。⇒ペライチ、ランディングページ参照。
スタイルシート ( すたいるしーと )
見た目に関わる情報をまとめたデータやファイルなどを指し示す言葉。見栄えと構造を分離する目的で提唱され、利用環境ごとにスタイルシートを用意することができる。Webページ上のスタイルシートは主にHTML文書に利用されていて、HTML文書にスタイルシートを適用する場合には「CSS」というコンピュータ言語を使用する。
スライダー ( すらいだー )
Webサイトのスライドショーを表す言葉で、複数枚の画像を次々と切り替えて表示する機能のこと。トップページのメインビジュアルとしてよく使われていて、省スペースで提供したい情報を組み込むことができるので多くのサイトで実装されている。
セグメント ( せぐめんと )
コンバージョンや特定のページからの流入など、条件を指定してアクセスユーザーのデータを抽出すること。例として「Googleからのアクセスユーザーをセグメントとして使う」などという。
セッション ( せっしょん )
アクセスユーザーがサイトを訪れてから離れるまでに起こしたアクションを意味する。「セッション数が多い」などというが、アクセス解析ツールによってセッションの定義が違うので注意が必要。
相互リンク ( そうごりんく )
Webサイト同士が相手方への発リンクを設定し、リンクし合うこと。
た行
タグ ( たぐ )
Webページなどの記述に使われるHTMLやXMLで元になる文書に2つの不等号< >で囲まれた標識を埋め込み、文書構造や書式、文字飾りなどを指示したり、画像や他の文書へリンクしたりする。ブラウザはこのタグに従ってWebページを表示している。例えば<〇〇>と〇〇>のように、スラッシュ「/」のないタグとスラッシュのあるタグで囲むことで囲んだ文字列を修飾する。スラッシュのついていないタグが命令の始まりを示し、スラッシュのついたタグが命令の終わりを示す。タグで囲んだ範囲がそのまま影響範囲となり、タグの中の言葉を変えることで囲まれた文字列に修飾情報を与えることができる。
直帰率 ( ちょっきりつ )
Webサイトのアクセス指標の一つで、そのサイトの訪問者のうち最初の一ページだけ見てすぐに別のサイトへ移動してしまった人の割合。サイトの構成や目的にもよるため一概には言えないが、直帰率が高い場合には各ページのナビゲーションがわかりにくく、サイト内の別のページを見る意欲が削がれているなどの原因が考えられる。
ツリー構造 ( つりーこうぞう )
階層構造ともいう。フォルダやデータを格納する場所が、木(ツリー)のように枝分かれした状態で管理されている構造(断層)のこと。一般的にホームページ作成でもトップページ(index)を根に画像ファイルやコンテンツごとにフォルダを分け、ツリー構造と同じような設計となる。
ディレクトリ ( でぃれくとり )
階層構造を持つ場所を指し示す住所のこと。わかりやすく言うとファイルの入れ物。
デザインカンプ ( でざいんかんぷ )
Web制作開始前にクライアントに渡す完成見本のこと。基本的には色や画像を指定して実際の完成デザインと同じように見本を作り、承諾をもらってからWebデザインを開始する。
トップページ ( とっぷぺーじ )
ホームページを開いたときに先頭に表示されるホーム画面のこと。枝分かれする木の根の部分だと考えるとわかりやすい。トップページからコンテンツページにリンクされ、枝分かれしていく。
ドメイン ( どめいん )
ホームページのURLに表示される唯一無二の文字列(名前)のこと。「http://○○○.com」の○○○の部分を自分で指定でき「.com」や「.net」などと契約して取得する。設定したい名前があるなら早い者勝ちなので注意。
な行
内部リンク ( ないぶりんく )
自サイト内で相互に行き交うリンクのこと。例えば、トップページから商品ページ、会社概要ページなどへのリンクのことなどを指す。SEO対策において自サイト内でリンクを張り巡らせることは有効であり、内部リンクの強化、内部リンク施策というふうに使われる。
ナチュラルリンク ( なちゅらるりんく )
ユーザーに自然な流れで自発的に貼ってもらうリンクのことを指し、自然リンク、オーガニックリンクとも呼ばれる。例えばある記事を読んだユーザーが自分のブログでその記事を紹介するために貼るリンクなどがナチュラルリンクに該当する。ユーザーにとって有益な情報や良質なコンテンツが多いWebサイトは興味を持たれやすく、自然とユーザーによってリンクが貼られてナチュラルリンクが増えやすくなる。このような形で増えたリンクは検索エンジンで評価され、結果的に検索順位も上がる。良質な被リンク獲得はSEOにおいて必須の施策といえるが、不自然に張られた外部からのリンクは逆にスパムと認識されサイトの評価を落とす危険性がある。
ナビゲーション ( なびげーしょん )
インターネットの分野ではホームページにある主要コンテンツをまとめたリンクを指し、サイト訪問者が目的のコンテンツに辿り着くためにサポートする機能のこと。グローバルナビゲーションやパンくずリスト、アコーディオンメニューなどが挙げられる。
日本語ドメイン ( にほんごどめいん )
英数字や記号などASCII以外にも日本語やギリシャ文字など多言語をドメイン名に使えるようにする仕組みを「国際化ドメイン名(IDN)」といい、日本語ドメインはひらがなやカタカナ、漢字などの日本語を使ったドメイン名のことで、JPRS(日本レジストリサービス)によって2001年から登録サービスが始まった。
ネスト ( ねすと )
HTML要素を入れ子状態にすることであり、複雑な構造のWebサイトを制作する時には必ず使用するテクニック。最も外の要素で括ることで文章構造を整理するという使い方が出来る。
ネットショップ ( ねっとしょっぷ )
ホームページの中で物品などを販売するサイトのこと。 オンラインショップ、ECサイト、通販サイトとも呼ばれる。
ノンスパムポリシー ( のんすぱむぽりしー )
SEOを施策するにあたり、上位に表⽰させることを⽬的に検索エンジンのアルゴリズムを悪⽤した⼿法を実施するなどの検索結果の制度を低下させる⾏為はしないという⽅針のこと。
は行
パディング ( ぱでぃんぐ )
ブラウザに表示される要素内のテキストや画像を含む領域(表示領域)の外側にある「余白」のこと。CSSにおいて表示領域の周りには境界線(border)があり、その内側と外側に余白をとることができる。境界線の内側の余白をpadding、外側の余白をmarginと呼ぶ。
バナー ( ばなー )
ウェブサイト上にあるリンク付き画像のこと。本来は旗印を意味し、ウェブページ上で広告が目立つように使われたことから。広告またはアイキャッチとして、他のウェブページやウェブサイトにアクセスを誘導するのを主目的として使われる。
パラメーター ( ぱらめーたー )
サーバー側に送信したいデータがあるときにURLの最後に「?」を付けて付加される文字列。
パンくずリスト ( ぱんくずりすと )
Webページをツリー構造で表示しているリストのこと。パンくずを落として道しるべにするように「自分がどこ経由で何を見ているのか」というホームページのどの階層にいるのかがわかるようにするパーツ。「トップページ≫大カテゴリー≫小カテゴリー」のように表示される。トップページからの階層が一目瞭然のため、ユーザビリティの面でも内部SEOの面でも効果的。
ピクセル ( ぴくせる )
コンピューターが扱う画像ファイルは極少の正方形のマスの集合体であり、これらが膨大な数だけ集まることで1つの画像を成している。 この正方形のマスのことを1ピクセル(1画素)と数える。 一般的にはピクセル数が多くなればなるほど鮮明で美しい画像を表現できるようになるが、比例してデータ量も増えることになるので注意。
ファーストビュー ( ふぁーすとびゅー )
ホームページを開いたときに最初に目に入る部分のこと。ヘッダーやトップページの最初に表示されているコンテンツなどがそれにあたり、ユーザーが滞在するか、離脱するかを決める要素になる。
ファビコン ( ふぁびこん )
「Favorite icon(お気に入りのアイコン)」という言葉を省略したもので、運営者がWebページに設置するシンボルマークのこと。主にブックマークした時やタブ表示した際にWebページ名の横に並ぶ小さなアイコンを指す。
フォーム ( ふぉーむ )
ホームページの中でユーザーが情報を入力して送信できるシステムのこと。 お問い合わせフォーム、お申込みフォーム、注文フォームなど形態は様々。 フォームに入力された内容はホームページ管理者に送信される。
ブックマーク ( ぶっくまーく )
英語で本のしおりのことを意味する。インターネット上ではウェブブラウザに任意のウェブサイトのURLを登録する機能のことを指し、ブラウザによっては「お気に入り」ともいう。
フッター ( ふったー )
ホームページのレイアウトの中で最下部に位置するパーツのこと。 連絡先、メニュー項目、コピーライト表記などがここに含まれることが多い。
ブラウザ ( ぶらうざ )
またはインターネットブラウザ。Webサイトを閲覧するためのソフト。代表的なものではInternet Explorer(略してIE)、Google Chrome(通称クロムまたはクローム)、Mozilla Firefox(通称ファイアーフォックス)など。
プラグイン ( ぷらぐいん )
ソフトウェアに機能を追加するプログラムを指す。 例えばWordPressにはショッピングカート機能が備わっていないが、 プラグインを追加することによって初めてWordPressでショッピングカートを使うことができるようになる。
フラットデザイン ( ふらっとでざいん )
影や立体感を取り除いたWebデザインのこと。シンプルな構成で平面的なサイドメニューやトップメニューなどを取り入れてWebサイトをデザインする。シンプルなWebデザインは人気も高く、構成パーツが少ないのでページの読み込みが早いのが特徴。
プルダウンメニュー ( ぷるだうんめにゅー )
アコーディオンメニューと同じ。ドロップダウンメニューとも呼ばれる。
フレーム ( ふれーむ )
ホームページの構成方法のひとつで、同じ1画面の中をフレームという単位で分割する手法。 ヘッダー部分、メニュー部分、メインコンテンツ部分などを分けて表示し、それぞれを固定したり単独でスクロールしたりできるのが特徴。以前は主流であったが、最近ではフレーム構造はSEO面で弱いこと、モバイル端末で閲覧した時に利便性が低いことからほとんど使われなくなった。
ブログ ( ぶろぐ )
ホームページの形態のひとつで、日記のように記事をどんどん書き足して運用していくのが特徴。 知識がなくても更新作業がしやすい、新鮮な情報を発信できるなどのメリットがあるが、無料ブログサービスの場合は広告が表示されてしまうのがほとんどで、更新が滞っているブログはユーザーにマイナス印象を与えてしまうことなどがデメリットとしてある。
ページビュー ( ぺーじびゅー )
Webページが閲覧された数。略してPV(読み方はピーブイ)と呼ばれることも。1人のユーザーが自サイト内で10ページを閲覧すれば10PVとなる。
ヘッダー ( へっだー )
ホームページのレイアウトで、最上部にあたる部分のこと。主にホームページのタイトルやロゴ、写真、メニュー項目などが設定される。ホームページの第一印象を決める大切な部分。
ペナルティ ( ぺなるてぃ )
Googleの定めるウェブマスター向けガイドラインに違反していると判断されるとペナルティの対象となることがある。 ペナルティを受けると本来より大幅に表示順位が下がり、最悪の場合検索しても一切引っかからなくなる。行き過ぎたSEO対策を行うと不正と捉えられてしまう恐れもあるため、過度な対策は禁物である。
ペライチ ( ぺらいち )
「ぺらぺら一枚」あるいは「ぺらっと一枚」の意味で、紙1枚だけの資料、1ページだけのWebサイトなど1枚で完成するものを指す。1ページだけのWebサイトはシングルページ・ランディングページ(LP)と呼ばれることもあり、名刺代わりのコーポレートサイトやキャンペーンに特化したサービスサイトなどがこれにあたる。
ポータルサイト ( ぽーたるさいと )
インターネットをするときに起点となるようなサイトのこと。 GoogleやYahooなどが有名だがジャンルごとに特化しているものも多く、飲食系であれば食べログやぐるなび、不動産系であればSUUMOやHOME’S、求人系であればタウンワークやIndeedなどが挙げられる。
ホスティング ( ほすてぃんぐ )
サーバー管理のことで、 サーバー本体もしくはその一部のデータスペースを借りることができるサービスをホスティングサービスと呼ぶ。 おおまかにはレンタルサーバーサービスのことを指す。
ポップアップ ( ぽっぷあっぷ )
Webブラウザの画面上で自動的に別のウィンドウが立ち上がる仕組みのこと、または、そのようにして自動的に立ち上がったウィンドウのことである。主にJavaScriptで記述されていて、スクリプトが書かれたWebページが読み込まれると別のウィンドウが自動的に開いて画面の最前面に表示されるようになっている。悪用されることも多いので、最近のWebブラウザではポップアップを全く出さないようにしたり、ポップアップを開く前にユーザーに告知したりすることができる「ポップアップブロック」機能が搭載されているものが多い。
ま行
マークアップ言語 ( まーくあっぷげんご )
タグと呼ばれる特殊な文字列を使用して、文章の構造やタイトル、文字の修飾情報などを埋め込んでいく言語。
マージン ( まーじん )
空白や余白という意味があり、Webサイトでは文字や画像などが配置されていない何もないスペースのこと。単なる空白ではなくレイアウトの構成にも活用される。
マッチングサイト ( まっちんぐさいと )
運営側がユーザー(提供者:サービスや物を提供する人)とユーザー(利用者:サービスや物を利用する人)を管理し、結びつけるサイトのこと。仲介サイトともいう。 主に需要と供給をマッチさせることを目的としており、運営側はマッチング手数料や掲載手数料をもらってサービスを運営している場合が多い。
ミッドロール広告 ( みっどろーるこうこく )
動画コンテンツの途中に広告動画を挿入して配信する広告手法のことで、主にYouTubeなどで使用されている。ミッドロール広告に対して、動画の再生前に流れる広告は「プレロール広告」と呼ばれる。
ミラーサイト ( みらーさいと )
元となるウェブサイトに登録されているものと同じデータを複製してもっているウェブサイトのこと。サーバーにかかる負荷を分散する目的で作られることが多く、元のウェブサイトとは異なるドメイン名を持つ場合もある。かつてはサーバーダウン時に閲覧できなくなることへの防止策になるなど有益であったが、現在は検索エンジンからオリジナルのコピーであると判断され評価が下がったりペナルティを受けたりとリスクが高い。
無断リンク ( むだんりんく )
リンク先のウェブサイトの運営者等の許可を得ることなくリンクを貼る行為。ここでいうリンクはHTMLによるハイパーリンクのこと。 リンクフリーという和製英語が無断リンクの許可を意味する言葉として用いられている。リンク⾃体はリンク先サイト作者の著作権をはじめとする法的権利を侵害していないが、マナー違反であると考える⼈と倫理的に何の問題もないと考える⼈に分かれていてトラブルの原因となることも多い。
メタキーワード ( めたきーわーど )
ページヘッダーのメタ要素となるキーワードのこと。ここには検索エンジンに対してアピールしたいキーワードのみを半⾓カンマ区切りで複数(⼀般的には5個程度)掲載する。現在ではメタキーワードの設定は必要性は薄いと言われているが、あくまでもSEOのために設定する必要性が薄いという意味である。
メタ要素 ( めたようそ )
ウェブページの情報を指定するための要素。ヘッダー内に記述し、この情報はブラウザや検索ロボットなどが参照する。
文字コード ( もじこーど )
コンピュータ上で「文字」を表現するために決められたコードセット。日本語で使用される代表的なコードは「UTF-8」「Shift-JIS」「EUC-JP」の3つがあり、現在のHTML5で推奨されているのは「UTF-8」である。
モバイルフレンドリー ( もばいるふれんどりー )
サイトをスマートフォンなどのモバイル端末で閲覧した際に、ユーザーにとって「使いやすい・見やすい・表示スピードが早い」スマホ用に最適化されたページが表示される状態であることを指す。
や行
ユーザーテスト ( ゆーざーてすと )
利用者に実際に商品やサービスを利用してもらい、利用者の行動から改善点やアイデアなどを得るためのテストのこと。ホームページの場合はターゲットとなる被験者に実際にホームページを使ってもらい、改善点を発見する評価手法として用いられている。
ユーザビリティ ( ゆーざびりてぃ )
ソフトウェアやWebサイトの使いやすさという意味をもっていて、実際にユーザーがスマホやパソコンでホームページ画面を操作するときに直感的に操作しやすいか、ほしい情報は見つけやすいかなどの指標のことを指す。なるべく簡単にユーザーにストレスや使い悪さを感じさせないことなどがユーザビリティ(使いやすさ)につながる。
予約語 ( よやくご )
プログラミング言語においてあらかじめ仕様で定められているため、変数名や関数名では使用できない単語のことを指す。例えばWordPressにも予約語があり、カスタム投稿名などで使用してしまうと正常に表示されないなどのような不具合が生じる。
ら行
ライブラリ ( らいぶらり )
ある程度まとまったプログラムをあらかじめ作ってくれているファイルのこと。
ランディングページ ( らんでぃんぐぺーじ )
直訳すれば「land」=「着地」を意味し、アクセスユーザーが訪れたWebサイトで最初に見たページのこと。サイトに誘導するための広告ページのことを指す場合が多く、検索エンジンやリスティング広告などからユーザーを最初に訪問させるためのページ。一般的なWebサイトのように複数のページで構成されているのではなく、1枚の独立したページで構成されている。Webマーケティングの業界では一般的に広告からリンクして成約を高めるページとして認識されている。
ランニングコスト ( らんにんぐこすと )
Webサイトを運用・管理するにあたって毎月発生する費用。これに対してシステムやサーバなどの導入時に発生する費用はイニシャルコストと呼ばれる。ランニングコストは固定費になってしまうため、費用対効果をよく考慮した上で導入すべき。
リキッドデザイン ( りきっどでざいん )
Webページを表示するディスプレイの幅に合わせてWebページの幅を調整する手法のこと(サイズ可変デザイン)で、レスポンシブデザインを実現する手段のひとつ。 ボックスを並べてレイアウトされた複数列の幅を%(パーセント)で管理する。リキッドデザインに対し「ソリッドデザイン」という手法があり、こちらはWebページの幅をpx(ピクセル)で固定する。
リダイレクト ( りだいれくと )
あるWebページに訪問したユーザーを別の指定したページへ自動的に転送すること。WebサイトをリニューアルしてURLが変更になった場合やページを何らかの理由で変更・削除する場合、セキュリティを考慮したSSL化対応によってURLが「http」から「https」に変更された場合などに用いる。
リッチコンテンツ ( りっちこんてんつ )
静⽌画やテキストのみで構成されたコンテンツとは違い、映像や⾳声を利⽤した容量の⼤きなコンテンツを意味する。
リファラー ( りふぁらー )
アクセス解析の用語の1つで、ユーザーがどこをたどってアクセスしたかを知る項目。リンク元と呼ばれることも。
レスポンシブデザイン ( れすぽんしぶでざいん )
ホームページが構造も形も違う各端末の画面に自動的に対応できるように配慮されたデザインのことで、アクセスした端末によって最適なWebページを表示させる技術のこと。パソコン、タブレット、スマートフォンなどさまざまな画面サイズの端末からアクセスしても、それぞれに対応した最適なページを表示させる。
ローカルナビゲーション ( ろーかるなびげーしょん )
同⼀カテゴリ(階層)内のページ情報を⽰すナビゲーションのことで、これによって階層内の移動が容易になる。通常はページの左袖あるいは右袖に設けられることが多い。
わ行
ワイヤーフレーム ( わいやーふれーむ )
Webサイト全体の設計図のようなもので、おおまかなサイトの骨組みとなる構成図のこと。主にコンテンツやレイアウトの確認、メニュー構成の確認、要素の強弱の確認などを目的に作成する。専用ツールもあるが、手書きでも作ることが可能。