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あ行
アーカイブ ( あーかいぶ )
複数のファイルをひとつにまとめて保管すること。まとめられたファイルは「書庫」「ファイル保存庫」と呼ばれることもある。まとめる時に容量を節約するために「圧縮」することが多いが、圧縮=アーカイブではない。
RSS ( あーるえすえす )
サイトやブログの更新情報を要約するための文書ルールで、それに従って書かれたデータが「RSSフィード」、それを読み込んで表示や活用できるサービスやアプリが「RSSリーダー」。最近はTwitterなどSNSでサイトの更新情報をチェックする人が増え、需要が減少している。
IME ( あいえむいー )
「Input Method Editor」の略であり、パソコンなどで多様な言語を効率よく使えるように文字を変換したり、入力などを補助する文字処理ソフトウェアのこと。マイクロソフト社が開発した日本語用の「IME」が「Microsoft IME」であり、各種日本語版 WindowsOSに標準で装備されている。
IoT ( あいおーてぃー )
「Internet of Things」の略で、パソコンやスマートフォンのような情報端末だけではなく、あらゆる「モノ(Things)」がインターネットで相互につながり、情報を活用する技術や仕組みのこと。
アイコン ( あいこん )
icon=図像という意味だが、パソコンではデスクトップ上にある小さな画像で示されたマークを指す。見た目で機能がわかるように表示されていて、絵柄を見ただけでファイルやアプリの中身を判別して直感的にパソコンを操作しやすいようにしている。
IT ( あいてぃー )
Information Technology=情報技術のこと。一般的にITはコンピュータとネットワークを利用した技術の総称と捉えられている。最近ではITとともにICT(Information and Communication Technology=情報通信科学)という言葉も使われるようになった。実質的には「IT」と「ICT」はほとんど同じであるが、「ICT」はSNSの発達と同時に拡がってきた言葉で、情報通信だけではなくコミュニケーションを付加することでつながりを強調している。国際的にも「ICT」が広く普及しているので、グローバルな視点から「ICT」を使った方がいいと考える人もいる。
ITリテラシー ( あいてぃーりてらしー )
リテラシーは直訳すると理解力・読解力、学習の基本技能のことで、つまりITに関する理解力や基本技能だと言える。パソコンやアプリの使い方だけでなく、不適切な利用をしないためのモラルもITリテラシーに含まれるのがポイント。例えばSNSへの不適切投稿は会社全体の信頼や利益を損ない大きなダメージを与えることから、採用時にITリテラシーを重視する企業も増えてきている。
IPアドレス ( あいぴーあどれす )
「IP」は「Internet Protocol(インターネット・プロトコル)」の略で、さらにプロトコルとはネットワーク経由で情報を扱うときに必要な技術的な通信規則(ルール)のこと。インターネットを形成するネットワーク上でコンピューターや通信機器の間で情報をやりとりするためにそれぞれを特定できる「固有の番号」が割り振られており、それが「IPアドレス」である。
IPv6 ( あいぴーぶいしっくす )
IPのバージョンを表す。現在一般的に使われているのはIPのバージョン4(IPv4)であるが、バージョン6(IPv6)が今後の主流となる。
Outlook ( あうとるっく )
電子メールの送受信をメインの機能として、予定表、連絡先、仕事管理表など個人情報の総合管理もできるように作られたマイクロソフト社製のソフトウェア。「Word」や「Excel」などと共に「Microsoft Office」の中に含まれている。
アカウント ( あかうんと )
直訳するとaccount=口座であり、銀行で発行される口座番号と暗証番号をイメージするとわかりやすい。アカウントとは必要な個人情報を登録することでインターネット上のサービスが利用できる権利のことを指し、ほとんどはアカウント登録時にIDとパスワードが必要である。ログイン画面という個人の情報とサービスを紐付けるための入力画面にそのIDとパスワードを打ち込むことで本人確認ができ、サービスが使える仕組みとなっている。
Acrobat Reader ( あくろばっとりーだー )
「PDF」という形式のファイルを誰でもパソコンなどで開いて読めるようにAdobe(アドビ)社が開発して無償で配布しているアプリ。最新バージョンは「Acrobat Reader DC」。
圧縮 ( あっしゅく )
ファイルのサイズを小さくすることで、圧縮されているファイルを元のサイズに戻すことは「解凍」という。圧縮には色々な方法があり「圧縮形式」と呼ぶが、現在最も使われているのが「zip形式」である。
Adobe ( あどび )
「Adobe Systems(アドビシステムズ)」の略称で、デジタルコンテンツの作成と活用に強いソフトウェア会社の名前。多くの自社製品の先頭に「Adobe」を付けており、「PDF」も正式には「Adobe PDF」である。他にも「Photoshop(フォトショップ)」や「Illustrator(イラストレーター)」など、デジタル画像処理のソフトウェアが有名。
アドレス ( あどれす )
住所、番地、宛名などの意味を持つ英単語。通信技術やネットワークでのアドレスの例として電子メールアドレスやIPアドレス、MACアドレスなどがある。Web上ではWebページなどの所在を表すデータ形式としてURL(Uniform Resource Locator)/URI(Uniform Resource Identifier)を用いる。
アプリ ( あぷり )
「アプリケーション」を短くした言葉であり、ソフトウェアのひとつ。スマホの普及と共によく耳にするようになった。英語で「Application」は「適用、応用」の意味があり、「アプリケーションソフト」を「応用ソフト」と呼ぶこともある。これに対して、Windowsなどパソコンの基本操作や設定ができるようにする「OS」は「基本ソフト」となる。
Apple ( あっぷる )
iPhone、iPad、Macintosh(通称Mac) 、その他家庭用デジタル製品やソフトウェアなどを開発・販売している多国籍企業。
Amazon ( あまぞん )
アメリカの多国籍テクノロジー企業。インターネット上で世界最大の電子商取引サイト(Web通販サイト)である。
アンイントール ( あんいんすとーる )
すでに導入(インストール)されているプログラム(アプリ、ソフトウェア)の単なる削除ではなく、取り除いた後もパソコンの動作に不具合が起きないように適切な手順を踏みながら削除をすること。専用プログラムが必要となる場合があるので「コントロールパネル」や「設定」などから呼び出し、実行する。
e-Tax ( いーたっくす )
「国税電子申告・納税システム」の呼称で、書面によって行われてきた国税の申告、納税および申請・届出の手続をインターネット経由で行うことができるシステム。
インストール ( いんすとーる )
プログラム(アプリ、ソフトウェア)をパソコンに導入、組み込むための処置のこと。インストールせずに扱うことが出来るプログラムもあるが、パソコン上でより確実に扱うためにはインストールする必要がある。
インターネット ( いんたーねっと )
特定のルールに従って世界中のコンピューターとネットワークをつなぎ合わせた、世界中につながる情報通信のネットワーク。光回線はもちろん、電話回線や携帯電話の無線回線などを経由した接続も可能なため、パソコンやスマートフォンでも利用できる。
Internet Explorer ( いんたーねっとえくすぷろーらー )
「explore」は「探検家」や「探究者」を意味する単語であり、そもそもマイクロソフトはWindowsのファイル管理ツールを「エクスプローラー」としていた。やがてインターネットが登場し、ホームページを開くためのソフト(閲覧ソフト=ウェブブラウザー)を「Internet Explorer(インターネット・エクスプローラー)」と名づけた。一般的にIEやMSIEと呼ばれ、後継ブラウザはMicrosoft Edgeである。
インターフェース ( いんたーふぇーす )
「interface」には「接点」「橋渡し」などの意味があり、パソコン用語では異なる機器をつないで円滑に情報や操作命令をやり取りする接続方法、伝達方法あるいは規格を指すことが多い。例えばパソコンと液晶テレビ、デジタルビデオカメラなどを1本のケーブルで接続できる「HDMI」という規格がある。
インポート ( いんぽーと )
「import」は「輸入」という意味。パソコンでは一般的に他のアプリケーションで作成したファイルを読み込んで利用できるようにすることを指す。ただしアプリケーションによっては「読み込み」「取り込み」と表記されたり、「開く」機能に含まれている場合がある。
Wikipedia ( うぃきぺでぃあ )
Web技術を使って誰もが執筆者になることで、掲載される項目や内容が作成・追加・更新され充実していくネット上のフリーの百科事典。
ウィザード ( うぃざーど )
質問に答える形で必要な作業を進めていく形式のこと。プログラム側が使用者に幾つかの質問を行い、質問に答えていくだけで作業が完了するようになっている。インストール作業やリカバリー作業などを行う際に見ることが多い。
ウイルス ( ういるす )
コンピューターウイルス。他のパソコンを攻撃したり情報を盗む目的で、悪意を持った人間によって意図的に作られた不正なプログラムのこと。スパムメールや不審なサイトを開くことなどによって感染する。感染しないためにはノートンやウイルスバスターなどのセキュリティソフトをインストールして対策することが重要である。
Windows ( うぃんどうず )
Microsoftが提供しているオペレーティングシステム(OS)のことで、Windows OS(ウィンドウズオーエス)とも呼ばれる。
ウェアラブル端末 ( うぇあらぶるたんまつ )
身につけて持ち運びができ、そのままで利用できる電子機器のこと。腕時計タイプの「Apple Watch」やメガネ型の端末、首にかけるネックスピーカーなどがある。
Web ( うぇぶ )
インターネット上に文字や画像、動画などで構成されたページを公開して活用するときに使われているシステム(仕組み)のこと。正式名称は「World Wide Web(ワールド ワイド ウェブ)」。Webにはもともと「蜘蛛の巣」という意味があり、その様子に例えてインターネット上で世界中に広がり、つながる仕組みの名前になっている。
AR ( えーあーる )
「Augmented Reality」の略で「拡張現実」ともいう。実際に見たり聞いたりして得られる情報にコンピューターで人工的な情報を加えることで便利さや楽しさを広げる技術のこと。「AR」は現実にそこにあるものの情報を活かしつつ情報を加える技術であり、「VR」はそこにはない仮想の現実を作り出す技術。
ADSL ( えーでぃーえすえる )
「Asymmetric Digital Subscriber Line」の略で非対称デジタル加入者回線のこと。2000年代後半になると光回線接続が普及してADSLは頭打ちとなった。
エクスポート ( えくすぽーと )
「export」は「輸出」という意味。インポートの反対で、他のアプリケーションで読み込める形式に出力する作業のことをいう。アプリケーションによっては単に「書き出し」と表記されたり、「保存」機能に含まれている場合がある。
http ( えいちてぃーてぃーぴー )
「HyperText Transfer Protocol」の略で、最後の「Protocol(プロトコル)」というのは「情報をやりとりするときに必要なルール」といった意味。ウェブサーバーとネット経由でテキストや画像、動画など各種情報を交換するための通信ルールであり、「https」は「http」による通信を暗号化してセキュリティを強化したもの。
Excel ( えくせる )
「表計算ソフト」とは文字通り「表」を使って計算をするためのソフトのことで、表として縦横に並んだマス目(セル)に数値データを入力していくと設定した計算ルールに従って集計できる。その代表といえるのがマイクロソフト社の「エクセル(Excel)」であり、「Word」などと共に「Microsoft Office」の中に含まれている。
SSD ( えすえすでぃー )
パソコンに内蔵される大容量記憶メディアとして現在主流であるハードディスクドライブ(HDD)の代わりに、携帯ノートパソコンを中心に採用され始めている。
MP3 ( えむぴーすりー )
デジタルデータでなるべく品質は落とさずに容量を減らすことを「圧縮」技術と呼んでおり、音声データの圧縮で広く普及している方法。
OS ( おーえす )
「Operating System」の略。パソコンで扱うあらゆるプログラムを管理するための基本のソフトウェアであり、パソコンを動かすうえで基礎となる非常に重要なシステム。本来はただの電気信号であるパソコンの情報を人が扱える形に変え、さらに使いやすくしてくれている。例としてマイクロソフト社のWindowsなどがある。
オートコンプリート ( おーとこんぷりーと )
文字を一部入力しただけで過去の履歴などから自動的に最終入力候補が提示され、希望のものがあれば利用できる入力補助機能。同じ入力を繰り返すことが多いウェブブラウザーの入力ボックスなどに導入されている。
か行
カーソル ( かーそる )
コンピューターのユーザーインタフェースを構成する要素のひとつ。カーソルを操作する手段は主にマウスとキーボードがあり、マウスの操作に従って画面上を動くカーソルはマウスカーソル(マウスポインタ)と呼ばれることが多い。一般的にマウスカーソルは普段は矢印の形をしており、カーソルの乗った場所やできる操作によって手のアイコンなどに形が変化する。ワープロソフトやテキストエディタなどで文字の入力位置を示すためのカーソルはWindowsやMacOSでは点滅する棒の形「|」として表示される。
解凍 ( かいとう )
サイズを小さくするために圧縮されたファイルを再び元の状態に戻すこと。圧縮形式にあった解凍ソフトが必要。解凍ソフトウェアとしてはLhaplusなどが有名。
拡張子 ( かくちょうし )
ファイルの種類を分別するために設定される名称。ファイル名の最後尾に「.」(ドット)と合わせて表記される部分のこと。例:.txt(テキスト)、.jpg(画像)など。
カット ( かっと )
選択したテキストやファイルなどを切り取ること。複製はコピー、カットまたはコピーしたものを貼り付けることはペースト。
キャッシュ ( きゃっしゅ )
ブラウザで一度表示したページのデータ(HTMLや画像)を一時的に保存しておく機能で、次に同じページを開くときに素早く表示してくれる仕組み(またはその一時的なデータそのもの)。ページの内容が更新された際にキャッシュが残っていると古い内容で表示されたり、キャッシュが貯まると動作が遅くなるなどのデメリットがあり、更新やキャッシュのクリアで対応する必要がある。
強制終了 ( きょうせいしゅうりょう )
Windowsで画面が固まるなど「電源」メニューの「シャットダウン」が使えないときに本体の電源ボタンを長押し(数秒間押し続ける)して一気に電源を切ること。
クッキー ( くっきー )
Webサイトを表示したブラウザのデータを保存しておく仕組み(またはその保存したデータそのもの)。キャッシュと似ているが保存される内容が違い、クッキーは「会員証」のようなものでユーザーIDやパスワードなど個人情報や閲覧データが保存される。
クライアント ( くらいあんと )
ユーザーが使うパソコンなどの端末を指す言葉。クライアントPCと呼んだりする。クライアントPCからの要求に応じてデータなどを提供する側をサーバーと呼び、その関係性の事をクライアントサーバーシステムと呼ぶ。
クラウド ( くらうど )
外部にサーバやプログラム環境を持つ仕組み。パソコンやスマートフォンといった個々の機器がデータを保存して処理する能力を持たなくても、インターネット上でデータを保存・共有してWebブラウザーやアプリを通じて活用するという考え方およびその環境やサービスのこと。インターネットを通じてアクセスするため場所を気にする必要がなく、環境が分散して存在しているため雲(cloud)の中にあるような事から名付けられている。
クラウドファンディング ( くらうどふぁんでぃんぐ )
ネットを通じて不特定多数の人々から資金を調達する仕組み。発案者が出資を募り、目標金額を超えれば実施して成果を出資者に返礼するなど様々な「型」がある。クラウドサービスの「クラウド(cloud、雲)」とは異なり、英語は「crowdfunding」でcrowdには群衆という意味がある。
グラフィックボード ( ぐらふぃっくぼーど )
パソコンに組み込んでディスプレイに画像や動画を表示させるための部品。グラフィックカードやビデオカードなどと呼ばれることもある。
クリック ( くりっく )
マウスなどのボタンを素早くカチッと押して離す連続動作のこと。素早くカチカチッと2回押すことはダブルクリック。
クリップボード ( くりっぷぼーど )
コピー(複製)や切り取り(カット)操作をおこなったテキストや画像・ファイルなどのデータを一時的に記憶しておく「保存場所(記憶領域)」のこと。
検索エンジン ( けんさくえんじん )
インターネット上の情報をキーワードやURLで検索できるサービスのこと。検索窓と呼ばれるボックスにキーワードを入力して検索ボタンを押すと、世界中のwebサイトの中から関連性の高いものを探し出して一覧表示してくれるシステム。代表的なものにGoogleやYahoo!がある。
コピー ( こぴー )
選択したテキストやファイルなどのデータを「複写」して保存領域(クリップボード)に保管する操作。コピーしたものを貼り付ける操作はペースト。
コマンド ( こまんど )
ユーザーがコンピュータに与える命令のこと。主にアイコンやメニューのクリックなどでコマンドを送りパソコンを操作するが、コマンドを直接文字入力して操作するコマンドプロンプト機能もある。
ごみ箱/ゴミ箱 ( ごみばこ )
削除したいファイルを移動させ、一時保存するための特殊なフォルダー。ファイルを移動しただけでは削除されず一時保存されただけなので、再度取り出すことも可能。完全に削除するには「空にする」という操作が必要になる。※日本語版のMacOSではカタカナで「ゴミ箱」、Windows ではひらがなで「ごみ箱」
Ctrlキー ( こんとろーるきー )
Windows用のキーボードにある特殊キーのひとつ。「Ctrl」キーを押したまま同時に別の特定のキーを押すと、その組み合わせで様々な操作が可能となる。このキーの組み合わせをショートカットキーと呼び、代表的な使い方に「Ctrl」を押しながらアルファベットの「C」を押すことでコピーができる操作がある。
コントロールパネル ( こんとろーるぱねる )
Windowsのパソコンに標準でインストールされているツールであり、パソコンの設定を変更するために使用される。マウスポインタの動く速さやウィンドウの枠の色などを変更することができる。「スタート」メニューの「設定」にある。
さ行
サーバー ( さーばー )
ネットワーク上のメインマシンであり、データを蓄積し要求に応じて他のパソコンに情報やサービスを提供する端末のこと。Webサーバー、メールサーバー、データベースサーバー、FTPサーバーなどそれぞれの用途に応じて存在している。
再起動 ( さいきどう )
一度パソコンを終了し、再び起動させる操作のこと。リブートともいう。
サイト ( さいと )
「サイト(site)」には場所や敷地という意味があり、「キャンプサイト(キャンプ場)」といった単語もある。つまりインターネット上で特定の「場所」を指定する「アドレス(ドメイン)」を持ったウェブページの集まりが「ウェブサイト」である。日本では「サイト」と「ホームページ」がほぼ同じ意味で使われている場合が多いが、本来の「ホームページ」はブラウザーで最初に開くページのこと。インターネットが普及し始めた時に日本では個人や団体が自分たちのサイトのことを「ホームページ」と呼んでいたため、本来の意味で使っている人は少ない。
サイトマップ ( さいとまっぷ )
Webサイトを構成しているページの一覧。一般的にサイトマップではWebサイトの全体が一目でわかり、目的のページに遷移できる。
サインイン ( さいんいん )
ログイン、ログオンともいう。パソコンからネットワークやホストコンピュータに接続し利用を開始する操作、または、ユーザーがパソコンを使用可能な状態にするための認証作業のこと。反対に接続を切る操作はログアウトまたはログオフ。
サブスク ( さぶすく )
サブスクリプションの略。商品やサービスを定期的に利用できる契約を意味するが、現在は特に一定の月額料金を支払えば使い放題になるサービスを指すことが多い。
サムネイル ( さむねいる )
画像データなどの縮小表示、または縮小表示による一覧機能。データを開かずに内容がわかる。
CD-R ( しーでぃーあーる )
データを一度だけ書き込めるCD。
CD-RW ( しーでぃーあーるだぶりゅ )
データの書き換えと消去が可能なCD。
CD-ROM ( しーでぃーろむ )
読み取り専用の記録メディアの1つ。音楽再生のために利用されていたCDの仕様を拡張したもので、パソコンの記憶媒体として利用できる。
CPU ( しーぴーゆー )
Central Processing Unitの略。日本語では中央処理装置を意味する。プロセッサーとも呼ばれ、データの制御・演算・伝送など中央で処理全般を行う機構。パソコンというのは見えないところで膨大な計算が行われており、その計算処理のほとんどがこのCPUで行われているためパソコンの心臓とも言える。
CUI ( しーゆーあい )
Character User Interfaceの略。文字によるコマンド入力方式の操作形式のこと。
GUI ( じーゆーあい )
Graphical User Interfaceの略。パソコン・端末上の操作に絵などのグラフィックを用いる操作形式のこと。現在においては端末の操作方法としてはPCからスマホまでGUIが主流になっている。
Shiftキー ( しふときー )
キーボードで「Shift」と印字されているキー。押しながらアルファベット入力のキーを押すと大文字が入力できるなど、他のキーとの組み合わせで使用する。
シャットダウン ( しゃっとだうん )
起動中のアプリを終了し、次に Windows も終了、さらに接続中の周辺機器にも影響がない状態にしてパソコンの電源を切るまでの一連の「終了動作」のこと。
常駐 ( じょうちゅう )
いつでも機能を使えるようにソフトを常に起動させておくこと。Windowsの場合、多くはタスクバーなどの通知領域に表示される。またウィルス対策ソフトなどはOSの起動と同時に起動するものが多い。ただし、常駐させることによりリソースを消費するためパソコン自体のパフォーマンスが低下することもある。
ショートカット ( しょーとかっときー )
パソコンの操作でボタンやキーを使って近道する、つまり何段階もある操作をアイコンやキーの組み合わせ操作で簡単にできること。よく使うファイルやアプリの「ショートカットアイコン」を作ってすぐ使えるようにデスクトップなどに配置しておいたり、キーボードの複数のキーを同時に押すことで様々な操作をおこなえるようにする「ショートカットキー」がある。
Skype ( すかいぷ )
「P2P」技術を利用したインターネット電話サービス、および無料で公開・配布しているソフトウェアの名称。
スキャナー ( すきゃなー )
紙面の写真や図面などを画像データとして取り込む装置。
スクリーンショット ( すくりーんしょっと )
略してスクショ。スナップショットやキャプチャとも呼ばれる。パソコンやスマホなどのディスプレイに表示された画面を画像データとして記録すること。画像はファイルにして保存・共有したり、加工して再利用したりできる。
スクリーンセーバー ( すくりーんせーばー )
一定時間パソコンを操作しなかった場合に、ディスプレイを保護するために画面を暗くしたりアニメーションを表示したりする機能。
スクロール ( すくろーる )
表示画面上の文字や図表を、巻物を読むように上下または左右に動かしながら表示すること。スクロールするための棒状の部分を「スクロールバー」、上向き・下向きの三角形のボタンを「スクロールボタン」という。
スタートアップ ( すたーとあっぷ )
パソコンの起動と同時に自動で起動するように設定されたアプリやファイル、あるいはそれらのショートカットを保存するファルダーの名前。
スタンバイ ( すたんばい )
パソコンを操作していないときに消費電力を抑えるために、使っていない部分の電源を切る機能。サスペンド、スリープともいう。
ステータスバー ( すてーたすばー )
ソフトの状態を文字や数字で表示して利用者に通知するための棒状の表示エリア(バー)であり、Windowsではウインドウの底辺上に常駐されることが多い。
ストレージ ( すとれーじ )
パソコンにおけるデータを保存する領域のことで、具体的にはHDDやSSDのような記憶媒体を指す。
スパイウェア ( すぱいうぇあ )
パソコンのデータや個人情報などをユーザーに隠れて外部に送信する(盗み出す)プログラムのこと。ウイルスやスパイウェアなど、有害なソフトの総称が「マルウェア」である。
スパム ( すぱむ )
スパムメールのことで、主に詐欺やいたずらを目的とした悪質なメールを指す。ただし近年ではコミュニティーツールやメッセンジャーツールなどでも悪質な内容の連絡が増加しており、これらをスパムと呼ぶこともある。さらに本人の承認なしに営業目的で大量に配送される広告メールもまたスパムといえる。
スペースキー ( すぺーすきー )
キーボードでアルファベットキーのすぐ下の列中央に配置された何も印字されていない横に長いキーで、文字入力中に押すと「空白(スペース)」が挿入される。さらに日本語の文字入力で「かな漢字変換」を実行する時や、他のキーとの組み合わせでも使用される。
スペック ( すぺっく )
パソコンの性能や特長、製品仕様。CPUの種類やクロック数、メモリ搭載量など。
スマートスピーカー ( すまーとすぴーかー )
内蔵マイクに話しかけると音声を認識し、その内容に応じてインターネット経由で情報を調べて音声回答や音楽の再生や対応機器の遠隔操作などができるスピーカー。
セーフモード ( せーふもーど )
OSに搭載されている機能でパソコンを必要最小限機能だけで動かせるモードであり、不具合を起こしているソフトウェアやプログラムがある場合にはそれを確実に無効にしてパソコンを動かすことができる。
セキュリティ ( せきゅりてぃ )
パソコンにおいては主に扱っている情報やプログラムを消失、改ざん、漏えい、悪用などから守ること。
セットアップ ( せっとあっぷ )
ソフトウェアやハードウェアなどを導入・設定して実際に使用できるようにすること。ソフトウェアについてはインストールとほぼ同義。
ソフトウェア ( そふとうぇあ )
パソコンや電子機器を動かしたり、活用するためのプログラムや関連ファイルのこと。略してソフト、アプリ(ケーション)ともいう。物理的な機械を総称するハードウェアとの対比として「ソフト」という言葉が使われている。
た行
ダイアログボックス ( だいあろぐぼっくす )
ダイアログは英語で「対話」という意味。ユーザーに対して、確認や設定を求めたりメッセージなどを表示したりするためのウィンドウの呼称。
タスク ( たすく )
仕事の内容を意味する用語。パソコンにおいてはOSが処理する作業、一つ一つの作業のことを指す。
タスクトレイ ( たすくとれい )
タスクバーにある情報をまとめて格納する場所。
タスクバー ( たすくばー )
Windowsの画面下部に表示され、起動しているアプリケーションやフォルダがボタン表示されるバーのこと。
タブ ( たぶ )
プロパティ画面などで画面の端(多くは上部)に順序良く並んで、それを選択することで表示したい別画面に効率よく切り替えるために使われる「耳」のような操作部分のこと。最近ではウェブブラウザでも開いたページを効率よく切り替えて表示できる「タブブラウザ」が主流。
Tabキー ( たぶきー )
キーボードで「Tab」と印字されているキー。上記のタブとは全く別の機能。文章作成で文頭に一定のスペース(インデント)を挿入するために使われたり、多くのアプリで「Tab」キーを押すごとに選択項目を次々とジャンプできたりする。
タブレット ( たぶれっと )
tabletには「平板」「メモ帳」などの意味があり、タブレットPCとは、iPad を代表とする手書き入力やタッチ操作で入力できる「板状の端末」を指す。従来は専用ペン(スタイラス)でイラストなどを手書き入力できる端末を「タブレット」と呼ぶことが多かったが、現在はペン入力が中心の「ペンタブレット」とタッチ操作中心の「タブレットPC」と区別している。
チェックボックス ( ちぇっくぼっくす )
ウィンドウに表示されているチェック用の四角形。この四角形にチェックマークを付けることによって、ある動作を働かせたり、働かなくしたりすることができる。
チェーンメール ( ちぇーんめーる )
不特定多数の人に次から次へと転送をうながす内容が書かれたメール。
チャット ( ちゃっと )
インターネットを利用し、リアルタイムに複数の人とメッセージを交換して行う会話。
チュートリアル ( ちゅーとりある )
ユーザーがアプリケーションに慣れるためにサンプルを用いた操作方法に従い、ある程度使用できる状態になるまで教えてくれるもの。
ツールバー ( つーるばー )
アプリケーションで、よく使用する機能を割り付けたボタンなどの集まり。ワンクリックで実行できるため作業効率がよく、ウィンドウの上部に常駐されることが多い。
通知領域 ( つうちりょういき )
タスクバー上で小さいアイコンや時刻などが表示される領域。通常は画面右下に位置する。
ツリー ( つりー )
ファイル構造の表示形式。階層表示を木の幹や枝に見立てていることからこのように呼ばれる。
ディスプレイ ( でぃすぷれい )
入力した内容や、パソコン内のデータなどを表示する装置。
ディレクトリ ( でぃれくとり )
フォルダがある場所を指すが、パソコン内部ではファイルをファイルがある場所毎に管理しているので実質的にはフォルダと意味は同じ。
データベース ( でーたべーす )
データの塊やまとまりを指す言葉で、広義においてはデータを集約した全てのモノを指す。IT・パソコンにおいてはデータベースは実際にデータのみで構成されているファイルや、ウェブサイトなどにおけるデータの参照先を指すことがある。
テキストエディタ ( てきすとえでぃた )
ただ記入するだけのシンプルなアプリケーションソフト。Windows標準のメモ帳の他、サクラエディタや秀丸などが有名。
デスクトップ ( ですくとっぷ )
パソコンの形態を表す用語。大きな筐体があり、ディスプレイやマウス、キーボードが分離しているタイプの据え置き型パソコンのこと。反対に携帯型がノートパソコン。さらにパソコンが立ち上がって表示される画面のことをデスクトップ画面と呼ぶ。
デバイス ( でばいす )
英語で端末を意味する言葉で、そのままパソコンやスマホなどにつながっている情報通信機器(ハードウェア)を指す言葉。デジタルデバイスとも呼ばれる。CPUやメモリー、マウスやキーボードなどもデバイスに含まれる。
デフォルト ( でふぉると )
パソコンやソフトなどで購入した最初の設定。利用者が使用目的に合わせたり、好みで設定を変えることはカスタマイズ。
テンキー ( てんきー )
数字の入力や計算を便利に行うためのキー。主にキーボードの右端に配置されている。
テンプレート ( てんぷれーと )
ワープロソフトや表計算ソフトを使う場合に、作業が便利になるようあらかじめ用意されている雛形のこと。
同期 ( どうき )
複数の端末やサービスに保存されているファイルやデータ、設定などを同じ最新の内容にすることを指す。
ドメイン ( どめいん )
ウェブサイトや電子メールで使われているインターネット上のアドレスに含まれ、組織や団体、サービス名、その種類や地域などを示す部分(文字列)のこと。
ドライバ ( どらいば )
デバイスを制御するためのプログラムで、パソコンが他の端末と連携する際に接続先を認識するために設定するファイルのこと。パソコンはドライバを通じてマウスやキーボードといったデバイスを管理していて、ドライバがなければこれらの機器は動かない。
ドライブ ( どらいぶ )
パソコンでデータを読み書きできる装置。
ドラッグ ( どらっぐ )
dragは引っ張るという意味の言葉で、パソコンにおいては対象を長押しし続けるという意味。ドラッグした状態でカーソルを移動させ任意の場所で離すことをドラッグ&ドロップという。
トラブルシューティング ( とらぶるしゅーてぃんぐ )
問題が発生したときに体系的に点検、解決する方法。あらかじめ用意された設問に順番に答えたり、実際に操作することで手順に沿って問題を解決していく。
トリミング ( とりみんぐ )
画像処理のソフトが持っている機能のひとつで、画像の周囲にある不要な部分を非表示にすることで画像の表示範囲やサイズを調整することができる。
な行
NumLockキー ( なむろっくきー )
多くはテンキーの左上にある。NumはNumeric略で数字や数値、Lockはロックする・固定するの意味。つまり数字のキーが使えるようにロックする、数字のキーで固定するということ。NumLockキーを押して有効にすれば数字キーとして、無効にするとカーソルキーとして使用(矢印で上下左右に移動)できる。かつてほとんどのキーボードがテンキーとカーソルキーを兼ねていた(カーソルキーがなかった)のでNumLockキーを使ってその切替を行っていたことに由来するが、現在はどちらも搭載しているキーボードが主流なので切り替える必要はあまりない。誤って押して入力トラブルになることが多い。
ネットサーフィン ( ねっとさーふぃん )
インターネットで次から次へとWebページを見てまわること。
ネットワーク ( ねっとわーく )
データをやりとりするための情報通信網、またはデータのやりとりができるようにコンピュータ同士が接続された状態のこと。
ノートパソコン ( のーとぱそこん )
ディスプレイとキーボードが一体化している小型のパソコンのこと。軽くて持ち運びがしやすいが、機能拡張のためのパーツの増設がデスクトップ型に比べると限定的。
は行
パーティション ( ぱーてぃしょん )
区切りのことで、HDDやSSDのドライブを機能などに応じて論理的に複数に分けてできた部分。領域。
ハードウェア ( はーどうぇあ )
パソコン本体や周辺機器など物理的に存在する機械や装置を指す。短く「ハード」ともいう。対比としてソフトウェアがある。
ハードディスク ( はーどでぃすく )
ハードディスクはパソコンでよく使われている磁気記憶装置のこと。パソコン本体に内蔵するタイプと外付けするタイプがある。同じ記憶措置だがメモリーがすぐに計算に使うものだけを少しだけ扱っているのに対して、ハードディスクではすぐには使わない情報も大量に扱うことができる。HDDはHard Disk Drive(ハードディスクドライブ)の略。
パーミッション ( ぱーみっしょん )
ファイルを見たり編集したりするための権限。パソコンがネットワークで接続されている場合、パーミッションを設定することで自分のパソコンの内容を他の人に公開したり、非公開にしたりできる。
BIOS ( ばいおす )
Basic Input/Output Systemの略でマザーボードの中に入っているプログラムのこと。パソコンが動くために必要な最も基本的なプログラムで、通常は操作する必要はない。このプログラムによってマザーボードに接続されている部品を制御している。これが正しく動かないとパソコンは起動すらしない。なお、BIOSシステムはWindows OSが採用しておりMacbookなどでは使われていない。
バイト ( ばいと )
パソコンが扱うデータの単位。1Byte(バイト)=8bit(ビット)。※1KB=1024Byte、1MB=1024KB、1GB=1024MB、1TB=1024GB
ハイパーリンク ( はいぱーりんく )
文字をクリックすると指定した場所へジャンプするというように、関連した情報を次々と表示させていく仕組み。単にリンクと呼ばれることもある。
ハイレゾ ( はいれぞ )
音楽CDを超える高音質の音楽データのこと。インターネットの音楽配信サービスなどで販売されている。最適な環境で聴くにはハイレゾ音源に対応したスピーカーやヘッドホンが必要。
パケット ( ぱけっと )
データを一定の大きさに分割したかたまりのこと。パケット通信とはデータを多数のパケットに細分化して送受信することを指す。
バックアップ ( ばっくあっぷ )
パソコンのトラブル等でデータを失ったときの損失を抑えるために、別のメディアに同じデータを保存しておくこと。
ハブ ( はぶ )
複数のコンピュータをつないでLANを組むときや、多数のUSB機器を接続するときに必要となる機器。
PowerPoint ( ぱわーぽいんと )
マイクロソフト社が開発・提供しているプレゼンテーションなど資料を作成するためのソフトウェア。PPやパワポと呼ばれる事が多い。
PDF ( ぴーでぃーえふ )
Portable Document Formatの略。アドビシステムズ(Adobe Systems)というソフト会社が開発した文書ファイル形式の名前。
ビット ( びっと )
コンピュータが処理するデータの基本単位。ビットが取り得る値は1か0になる。デジタルデータの最小単位は2進法の1桁であるビットであり、それが8桁あると1バイトと単位が変わる。
ビットマップ ( びっとまっぷ )
ピクセル(pixel)と呼ばれる小さな四角形が集まって構成された画像のこと。
ファイアウォール ( ふぁいあうぉーる )
ネットワークとネットワークを遮断し、情報漏洩を妨げる装置およびセキュリティ・ルーター。インターネットから社内LANへの攻撃を防ぐために設置する。
ファイル ( ふぁいる )
パソコン上で扱われる情報の集合体=データ。一冊の本や書類をイメージするとよい。ファイルの中には文章や音楽や画像が入っており、その情報の内容によって扱えるソフトウェアが違う。
フィッシング ( ふぃっしんぐ )
実在する有名企業やサービスを名乗り、見た目そっくりのメールやサイトを偽装して安心させてパスワードやクレジットカード番号など大切な個人情報を入力させて不正に入手する『詐欺』の手口。
フォルダ ( ふぉるだ )
各種データファイルをまとめるための入れ物のこと。ファイルをまとめるための収納。本をまとめる本棚や書類をまとめる書類ケースのイメージ。ファイルを整理して分かりやすくするためのもので、フォルダの中に更に別のフォルダが入っていることもある。
ブックマーク ( ぶっくまーく )
よく利用するホームページのアドレスを登録しておく機能のこと。「お気に入り」と同じ。
フッター ( ふったー )
「ヘッダー」と対にあり、足の部分に位置する領域を指す。文書の下部にある領域またはその領域に記されるページ番号などの文字列、あるいはウェブサイトを開いたときのトップページの下部にあるコンテンツ部分のこと。メールにおいては末尾に配置される定型的な部分のことで、主に署名や差出人の連絡先、配信解除リンクなど。
ブラウザー ( ぶらうざー )
ウェブサイトを閲覧するソフト。Googleが開発提供しているGoogle ChromeやAppleが提供しているSafari、マイクロソフトが提供しているEdgeなどがある。
プラグイン ( ぷらぐいん )
本来「差込口」の意味だが、IT用語としては、アプリケーションの機能を拡張するソフトウェアを指す。「アドオン」(アドイン)、「拡張機能」(エクステンション)などとほぼ同義。
プラットフォーム ( ぷらっとふぉーむ )
サービスやシステム、ソフトウェアを提供・カスタマイズ・運営するために必要な「共通の土台(基盤)となる標準環境」を指す。例えばパソコンではWindowsやMac OS、UNIX、LINUXといったOS(オペレーションシステム)を指す場合が一般的。
プリインストール ( ぷりいんすとーる )
パソコンやスマートフォンなどにおいて、端末出荷時にOSやアプリケーションソフトウェアがあらかじめインストールされている状態のこと。
プリンター ( ぷりんたー )
データを印刷するための機器。ネットワークに配置して使う。プリンターを使うためにはパソコンがデフォルトで設定済みである製品以外はドライバをインストールする必要がある事が多く、プリンターメーカーのHPなどで無料で配布していることが多い。
プレビュー ( ぷれびゅー )
印刷の前にどんなふうになるかを事前にディスプレイ上で確認すること。
ブログ ( ぶろぐ )
weblog (=ウェブ上の記録)の略。画像や文章で構成された記録や情報をWebで公開するメディアのこと。執筆者はブロガー、個別記事はブログエントリーと呼ばれる。
プロトコル ( ぷろとこる )
あらかじめ規定されている通信方式で、ネットワークを通してさまざまなコンピュータが情報を交換できるようにするもの。
プロバイダー ( ぷろばいだー )
ISP(インターネットサービスプロバイダ)が正式名。インターネットに接続するための業者のことで、インターネット通信はキャリアが回線を担保し、接続フェーズ部はプロバイダーが担当している。
プロパティ ( ぷろぱてぃ )
ファイルやデータのほか、周辺機器などの設定や属性のことを指す。IT専門用語としては、プログラミング言語の「構文」のことを指す。
ペースト ( ぺーすと )
貼り付け。コピー(複製)またはカット(切り取り)したデータを貼り付けること。
ヘッダー ( へっだー )
ワープロやメール文書では本文の上部にある文字列のこと、つまり文書の先頭部に定型として付け加えられる部分のこと。さらに電子メールにおいてはメールの詳細情報が書かれている部分のことで、 具体的にはメールが配送された経路や時間、経由したサーバーなどが記録されている。ウェブサイトでのヘッダーとはサイトのロゴ画像やタイトル部分、またタイトルが置かれてある領域つまり本文のコンテンツよりも上部にある部分のこと。対にあるのが「フッター」である。
ポータルサイト ( ぽーたるさいと )
検索エンジンやリンク集など、インターネットへの入り口にあたるサイトのこと。
ホームページ ( ほーむぺーじ )
もともとはブラウザを起動したときに最初に表示されるページのことだったが、転じてウェブサイトのトップページのことを「ホームページ」と呼ぶようになったもの。さらにインターネットが一般化する過程で日本では「ホームページ」という言葉が「ウェブサイト」全般を指すという意味の拡大化現象が起き、現在ではほぼ同義で使われている。
ポップアップ ( ぽっぷあっぷ )
突然現れるなどの意味。何らかのボタンやリンクなどを押した際に画面上にウィンドウが浮いて表示されることを指す言葉。
POP3 ( ぽっぷすりー )
Post Office Protocol ver 3の略。メールの行う際の規格(プロトコル)の一つで、メールをユーザーが受け取る際に用いられる。メールを受けるための仕組みの一つ。
ま行
マウス ( まうす )
形状がマウス(ねずみ)に似ていることから名前が付けられた。手のひらで包むように持って前後左右に動かすことで、その動きに連動した画面上のポインター(おもに矢印の形状)で希望の位置を指すことができる装置。さらに装置上のボタンを押したり離したりすることで指した位置での選択や起動といった操作が可能。
マクロ ( まくろ )
ワープロソフトや表計算ソフトなどで使う簡易プログラムのこと。作業の自動化を図ることができる。
マザーボード ( まざーぼーど )
パソコンなどの電子媒体に必要な様々な部品を統括して扱っている部分で電子的な基盤を構成するパーツの集合帯のこと。パソコンの場合はマザーボードにCPU、チップ、メモリ、拡張スロット、USBポート、イーサネット端子のような製品が集約されていることが多い。
Macintosh ( まっきんとっしゅ )
Apple社が開発・提供しているコンピューターの名称のこと。主にデスクトップ・ノートPCなどの大型端末を指し、iMac、Mac Pro、Mac mini、MacBookなどが製品ラインナップにある。
マルウェア ( まるうぇあ )
悪意をもって作成されたプログラムのこと。代表的な(コンピューター)ウイルスはもちろん、スパイウェアやランサムウェアなど有害なソフトウェアの総称として使われている。ウイルスもスパイウェアも次々と変化を加えながら新種が登場してくるため、だんだん定義も境目も曖昧になってきたので、とにかく厄介なソフトを総称する呼び名が必要となり「マルウェア」が使われるようになった。
ミラーサイト ( みらーさいと )
元となるウェブサイトに登録されているものと同じデータを複製してもっているウェブサイトのこと。サーバーにかかる負荷を分散する目的で作られることが多く、元のウェブサイトとは異なるドメイン名を持つ場合もある。かつてはサーバーダウン時に閲覧できなくなることへの防止策になるなど有益であったが、現在は検索エンジンからオリジナルのコピーであると判断され評価が下がったりペナルティを受けたりとリスクが高い。
無線LAN ( むせんらん )
ケーブル不要なインターネット接続のこと。具体的にはWi-Fi、Bluetooth、赤外線通信など。混同されることが多いがWi-Fiは無線LANの認定規格の一つであって無線LAN=Wi-Fiではない。
メーラー ( めーらー )
パソコンや携帯電話などの端末でメールを利用する際に用いるシステムのことで、ソフトウェアを用いる「メールソフト」とWeb上で利用する「Webメール」がある。代表的なものとして、メールソフトではThunderbird、WebメールではGmailやOutlookなどがある。
メール ( めーる )
英語で手紙を指す言葉だが、パソコンにおいては主にインターネットを使って送受信されるE-mailのことを指す。
メモリー ( めもりー )
英語で記憶のことだが、パソコンで言うメモリーは記憶装置のこと。実行中のプログラムや一時データなどをメモリに一旦退避して、必要になった時点で読み出され処理されるための領域。CPUでは膨大な計算が行われているが、この計算に使われる情報はメモリーに一時的に蓄積されている。
モデム ( もでむ )
パソコンのデジタル信号と電話回線・ケーブルテレビ回線のアナログ信号を相互変換する機器のこと。信号の種類が異なったままだと通信をすることができないためモデムが必要となる。光回線の場合は光信号となり、電気信号と光信号を相互に変換する「光回線終端装置(ONU)」を使用する。モデムとONUは別物ではあるが役割はほぼ同じ。モデムと混同されやすいが、ルーターはパソコンやスマートフォンなど複数のデバイスをインターネットに接続する機器であり機能は全く異なる。「ネット回線→モデムまたはONUで受け取り変換→ルーターでWi-Fiを分配→パソコンやスマホなどの端末」という順番を覚えておくとよい。
モニター ( もにたー )
パソコンの画面を表示する装置を「モニター(monitor)」あるいは「ディスプレイ(display)」という。どちらの言葉を使っても同じことだが、ひとつの文章では統一したほうがよい。
や行
URL ( ゆーあーるえる )
Uniform Resource Locatorの略。ネットワーク上の情報を入手するときに必要な場所と入手方法を示す文字列のことだが、一般的にはインターネット上のサイトやウェブページの「アドレス」という意味で使われている。
USB ( ゆーえすびー )
Universal Serial Busの略。パソコン本体にキーボードやマウスをはじめ、さまざまな周辺機器をつなぐために利用できる接続規格。パソコンに搭載されているUSBポートは数個だが、増設用のハブを使用すると最大127台のUSB機器の接続が可能。USB2.0やより高速なUSB3.1などのバージョンが共存している状態で、コネクターも接続する機器などによって複数の種類がある。
USBメモリー ( ゆーえすびーめもりー )
パソコンなどの USB 端子に直に挿して使う小型の記憶装置。英語では「USB Flash Drive(フラッシュドライブ)」が一般的。
ユビキタス ( ゆびきたす )
Ubiquitousとはいつでもどこでも存在するという遍在を表す言葉で、ITの世界ではコンピューターやネットワークが遍在して使いたいときに場所を選ばずに利用できることなどを表す用語として使われている。
4K ( よんけい )
超高精細なテレビ放送や液晶ディスプレイの解像度などで使用される用語。次世代技術として「8K」がある。
ら行
ラップトップ ( らっぷとっぷ )
海外などで用いられる用語でいわゆるノートパソコンのこと。ノートパソコンは和製英語にあたり他国では通用しない。
RAM ( らむ)
Random Access Memoryの略。処理を行うための記憶領域になり、電源を落とすとデータは失われる。DRAMとSRAMの2つに大別され、DRAMはそこまで高速ではなくSRAMは高速だが高い部品になる。
LAN ( らん )
Local Area Networkの略で狭い領域のネットワーク環境を指す用語。家庭内のネットワークや会社内で作られるネットワークとして使われることが多く、世界規模のネットワークであるインターネットよりも非常に狭いネットワークになる。
ランサムウェア ( らんさむうぇあ )
パソコンや端末内に所有しているファイルを勝手に暗号化により使えなくして、その解除と引き換えに金銭などを要求する悪質なプログラムのこと。感染の経路はウイルス同様、メールに添付されたファイルを不用意に開いてしまったケースが多い。
ランチャー ( らんちゃー )
アプリケーションを起動するボタンを集めたもの。
リカバリー ( りかばりー )
パソコンを以前の状態に戻すための処置のこと。パソコンを初期状態に戻す作業のことを指すことが多く、非常時の最終手段。
履歴 ( りれき )
ウェブブラウザーで過去に開いたページを確認できる仕組みのこと。英語では歴史の意味もある「History」が使われている。
リロード ( りろーど )
ウェブページで表示中の情報が古いとき、最新の内容を取得して表示し直すことをページの「リロード」あるいは「更新」「再読み込み」と呼ぶ。ファンクションキー「F5」を押す操作でも実行できる。
リンク ( りんく )
ウェブページ上で設定されているテキストや画像をクリック(あるいはタップ)すると、指定されている別のウェブページやファイルが開く(移動する)仕組みのこと。ブラウザーで表示したウェブページはもちろん、メールソフトのメール本文やワードの文面、エクセルのセルの中でも利用が可能。正式には「ハイパーリンク」。
ルーター ( るーたー )
パソコンやスマホなど複数の機器をインターネットおよびLANにつなげるための機器。「有線LANでパソコン1台しかネットを繋がない」という場合はルーターを用意せずモデムからパソコンに直接ケーブルを挿すだけでよいが、現在はスマホやゲーム機など複数の機器と接続することが当たり前になっているので有線も無線も使えるWi-Fiルーターが主流となっている。
レジストリ ( れじすとり )
Windows上に存在するプログラムの設定情報を管理している場所。Windows OSで用いられるPCの設定情報などを記録しているデータベースのことを指す。システムファイルの一つ。パソコン上で動作するプログラムの多くがレジストリを使って設定を管理しており、非常に重要な設定も多くあるため基本的に初心者は扱わない方がよい。
ローカル ( ろーかる )
特定の場所や地元を意味する言葉だが、パソコンにおいては自身で使っているPCやスマホなどの事を指す。例えば、ローカルに保存すると言う言葉の意味は自分のPC(またはスマホなどの端末)に保存するという意味。
ROM ( ろむ )
Read Only Memoryの略。データを読み込むだけで、基本的に書き込みできない記憶装置。一般的にROMはRAMと違い電源を切ってもデータは保持されるため、パソコンではBIOSの記憶などにROMが使われている。CD-ROMやDVD-ROMなどもROMの一種。
わ行
Word ( わーど )
マイクロソフト社が開発・提供している文章作成ソフト。実際の文章サイズに合わせて作成する事が出来たり、校正機能など様々な機能があるため便利であることから多くの事業者で使われている。
Wi-Fi ( わいふぁい )
Wireless Fidelity(忠実な無線)というブランド名の略で、無線LANの認定規格の一つ。無線LANが普及した当初は相性などさまざまな問題でうまくつながらないことが多かった。1999年に設立された団体「Wi-Fi Alliance」(メンバーはアップル、マイクロソフト、グーグルなどの有力企業)が無線LANの標準規格を採用した機器同士はきちんとつながることを保証するため、そして無線LANで使う通信機器やネットワークを普及させるために業界団体が作ったブランドである。
WAN ( わん )
Wide Area Networkの略。特定の団体などのエリアを越えた広域なネットワークのことでインターネットとほぼ同じ意味で用いられる言葉。対義語として特定の団体の中で構築されるLANがある。
OneDrive ( わんどらいぶ )
Microsoft社が提供するクラウドストレージサービス。写真や動画、ドキュメントなど、さまざまな種類のファイルを保存することができる。