ニーズに合わせた情報を載せられるかどうかが差別化へとつながる
お客様が自動車(中古を含む)を購入する時、約8割の方がインターネットで情報を集めたというデータがあります。では、メーカーのホームページに掲載されている情報で、お客様は果たして満足されているのでしょうか?
答えは「NO」です。
購入を検討している車の乗り心地や小回り、駐車のしやすさなどの、実際に車に乗っている方からの口コミも相当数調べられているのです。
地域の自動車販売店としてホームページを活用したいとお考えなら、メーカーが拾いきれていないお客様のニーズを、細かく集めて応えることが有効的な1つの方法です。
見込み顧客であるお客様がネットで調べている口コミは、調査・分析することが可能です。調査した口コミを分類し、分析することで細かなニーズも拾えるホームページになります。
一回のご来店やお問合せでは購入まで至らなかったとしても、ホームページで集客できたお客様には、継続的な接点を用意するとより効果的です。お客様との接点を作りやすいサービスには、TwitterやFacebookなどのSNS、メールマガジンなどがあります。
こうしたSNS等のサービスを利用し、お客様に継続して情報提供できる状態にします。結果、複数回お問合せをいただいたお客様は、来店確率も高く、見込み度も強い傾向があります。
口コミやニーズの調査や分析の結果、Webサービスの利用などは会社や業種により異なります。まだ、ホームページの活用方法がわからない、効果に疑問があるなど、迷っている方も少なくないでしょう。自社に当てはまるホームページの活用を検討したいという方は、ぜひ弊社リアサポートにご相談ください。
ポータルサイトとの併用
中古車販売の場合、多くのポータルサイトが公開されています。実際、ポータルサイトへ登録、利用しているという事業者様は多いことでしょう。
「ポータルサイトで集客できているからホームページは不要」と考えている方がいるのなら、それは時期尚早です。
ポータルサイトに依存していると、万が一ポータルサイトがなくなってしまった場合、集客が出来なくなってしまいます。
また、価格競争が必要であったり、自社の強みを存分にアピールできるかと問われれば疑問が残ります。 既定の掲載情報以外を載せる場合は費用が掛かったり、より集客できる場所への掲載には別途料金が発生する等、コスト面でも負担になる事があります。
自社のホームページの場合、自社のアピールは好きなだけ掲載できますし、リアサポート制作のホームページの場合はクライアント様で更新作業ができる仕様になっていますので、制作費だけでホームーページを持つことが可能になります。 ホームページを作ったからと言って、ポータルサイトは必要ないかというと、そうではありません。
ホームページとポータルサイトの併用が大変重要になります。
やはりポータルサイトは様々な中古車販売会社が登録するため、情報量が膨大になります。ユーザーは、多くの情報が集まるサイトを好みます。 ポータルサイトはユーザーからすれば、そのサイトだけで様々な車を見比べることができる、使い勝手の良いツールです。
しかし、ポータルサイト内だけで購入までの意思を固める方はそう多くはありません。 車が気に入っても、このショップから購入して大丈夫だろうか?どんな車を他に取り扱っているのだろうか?アフターサービスはしてもらえるのか?様々な情報を仕入れてから、問合せや見積もり依頼を行っています。 情報は多いほうが顧客への安心につながります。 ポータルサイトに加え、ホームぺージもしっかりある会社。これはユーザーからすると安心材料の一つになります。
ホームページに掲載すべき情報とは
中古車販売の場合、お客様は車種や走行距離も重要ですが、それ以上に重要なのが価格です。
新車と違い、走行距離や装備品が同じ車はまずありません。そのため、価格は大きな判断材料になります。 同じ年式、同じような走行距離でも、装備品や傷の状態によって大きく価格が変動することが多く、「なぜこの価格なのか?」をユーザーは知りたいと考えています。
傷の状態、装備品などは画像を掲載するなどし、事細かに提示しましょう。 その他、自社でつけられるオプションやなぜ手放すことにしたのかなど、前のオーナーからのコメントなどもあるとより安心できます。
・会社概要
・在庫状況
・自社の強み
・お客様の声
・購入から納車までの流れ
・新着情報(ブログ)
・サービスの紹介
・見積もり(問合せ)
ホームページには以上のようなページがあると良いです。
特にブログはこまめに更新することをお勧めします。 可能であれば、SNSと連携させることも検討しましょう。
ポータルサイトに加え、SNSでの拡散や検索上位表示されるようになれば、より効果的な集客効果が見込めます。 まずはホームページに来てもらわねば問合せに繋がりません。 ユーザーの満足度が高いホームページを目指しましょう。
新規顧客の獲得は必要になってくる
地域密着の整備工場や民間車検場の多くは、常連のお客様がほとんどで、新たに新規顧客を開拓する必要がないと思っているかもしれません。 しかし、車社会の地域は高齢化が進み、免許証を返納する方も増加。若者は車を持たない、免許を取らない人が増え、車人口は減少していくことが予想されます。 常連がいるからとあぐらをかいていると、顧客が減少していってしまうかもしれません。 これまでは常連からの紹介が多かったお店でも、新ルートでの顧客獲得を考え始めてみましょう。
・看板
・ビラ配り
・新聞の折り込み広告
・ホームページ
・SNSでの拡散
まず思い浮かぶのはこんなところでしょうか? 住んでいる所や職場の近くで整備工場や車検場などを探す方は多いため、看板やビラ、折り込み広告は確かに効果があるかもしれません。 しかし、今は興味のない、まだ必要がない方へのアピールは反応が悪いばかりでなく、費用ばかりがかさんでいってしまいます。看板の場合、貸し看板がほとんどのため、国道沿いや交通量の多い場所への設置はやはりコストがかかります。
ホームページはその点、興味を持った人が検索するため利用する可能性が高いこと、自社ならではの技術やサービスをアピールすることで、少々遠方だったとしても問合せや来店に繋がるかもしれません。
ホームページで集客は可能か
整備業界でも本当にインターネットからの集客が可能なのでしょうか。 昨今、「車検」ひとつ取っても、まずはインターネットで検索する人が大多数です。特に、スマホが大幅に普及した現在では、ネット検索はいつでもどこでも誰でも可能です。インターネット上には多くの整備業界見込み顧客が存在しています。
車検以外でも板金塗装やコーティングなど、他の商材で毎月一定数が検索されており、ホームぺージを持つことでこうした見込み顧客に存在を知ってもらうことができます。 検索が多い=探している人がインターネット上にいるのですから、大きな市場がそこには形成されています。 つまり、適切な情報をホームページで提供できれば、十分集客可能というわけです。
ユーザーの一連の流れを考えてみると、
①車検や故障、事故などをきっかけとしてネットで整備工場を検索
②ホームページ上でサービスなどを比較・検討して電話やメールにて問い合わせ
③来店して見積りや詳細な説明を受け、合意であれば契約
というのが最も一般的です。
ホームページにおける集客のゴールは、あくまで「来店」です。
ホームページは実際にお客様に会う前から、パンフレットや営業マンとなってお客様へアピールしてくれます。 ホームページを開設することは、お客様への露出を高め、整備工場さまとユーザーとの接点を、様々な場面で増やしてくれます。
ホームページがないことで逃している機会は、意外と大きいかもしれません。集客効果だけではなく、保険会社や取引先などに向けての信用性アップも期待できます。 整備工場様がホームページを作るということは、ただ単にアクセス数を増やすのではなく、「ここなら安心して任せられそう」という同業他社との違いを伝えることが大切になります。
ホームページを作るうえで大切なポイント
板金工事や車検、整備を主としている自動車関連業者さまにとって、ホームページで必要なことは「イメージができるかどうか」です。
・いくらくらいで買い取って貰えるのか?
・どのくらいの傷がきれいに治せるのか?
・車検はどのくらいで終わるのか?
・乗り出し価格はいくらなのか?
こうした情報を載せられるかどうかで、他社との差別化を可能にします。
ホームページには
・自社の強み
・サービス内容
・新着情報
・店舗へのアクセス
といった情報を載せることがお勧めです。
自動車販売・板金修理関連 更新記事のヒント
※1000文字以上の記事を一つの目標としてみましょう。
※ネット上の記事をそのまま掲載すると、ホームぺージがペナルティを受け、最悪の場合表示されなくなってしまうことがあります。必ず記事はオリジナルの記事を掲載しましょう。
※ひと記事に多くの情報を詰め込む必要はありません。
※記事を訪れる方にとってためになる記事を意識してみましょう。
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