外食産業は減少していく顧客をどう確保するかが重要
外食産業の市場規模は減少傾向にある一方で、店舗数は横ばい状態が続いています。市場規模が減少しているのに店舗数が比例して減っていないということは、単純に考え顧客獲得がより一層厳しくなっているということが一目瞭然です。外食産業は新規参入の条件が低いため、出店・閉店を繰り返しながら、競争が激化しているのです。
また、コンビニやスーパー、デパ地下などのお惣菜への流出、少子化・高齢者社会の影響により、これまでは若者をメインターゲットとしてきた飲食業界も変革の時期を迎えています。
外食産業が人々の生活の一部となったとはいえ、顧客の減少が見込まれる現代では、従来のままの商品・価格・接客だけでは通用せず、いかにお客様を呼び、いかにリピーターにするかという集客方法が必要不可欠となっています。
大手グルメサイトからの流入を見越して制作する
今や誰もが手軽にスマートフォンやタブレットで情報を得られる時代です。ネットを活用してお店へ集客したいと思った時に、果たして本当に店舗のホームページが必要なのでしょうか。飲食店をネットで探すという行動は利用者にとって頻繁に行なわれることであり、「食べログ」や「ぐるなび」、「ホットペッパーグルメ」などの大手のグルメサイトがよく使われているのも事実です
このようなグルメサイトはスマホアプリもリリースされているので、暇つぶしにお店の探求ができるようになっています。もはや行きたいお店を探す場面に飲食店のホームページの存在なんて感じることなどないといえます。何店舗かピックアップして比較して選びたいという時にも、グルメサイトは便利です。
お店のホームページが本当に必要となるのは、そのグルメサイトの後に詳しく見たいとなった場合です。グルメサイトを経由したこうしたアクセスパターンが一番多く、この流れを意識することがホームページでの集客成功へのきっかけになります。
新しいお店を見つけるには、大抵グルメサイトやアプリで事足りているという現状があります。
その上で、そこからホームページに飛ぶということは、ユーザーはもっと詳しい情報が欲しいということです。気合を入れたお店選び、行って後悔したくないからこそ、決め手の情報が求められるのです。こうした欲求に応える内容がホームページに載っていなくてはなりません。
大手グルメサイトは圧倒的な集客力でお店の情報をネットで広く露出してくれます。しかし、各店舗のページはフォーマット化され、情報の掲載や表現にも制限があります。一方、ホームページは、思い切り自由にお店の特色やこだわりを伝えることができるのです。掲載しきれないメニューの詳細、食材へのこだわり、スタッフの特徴などなど。
グルメサイトを利用する際の注意点は、載せたい情報を全て掲載する場合、月々に料金を支払う可能性があるということです。 こうしたコストはときに、莫大になってしまうことがあります。
飲食店のホームページに必要な情報とは
飲食店のホームページには、
・メニュー
・アクセス
・新着情報
・お問合せ
に加え、人員確保を見込みたい場合は
・求人案内
もあると、後々求人コーポレートサイトとのアクセスも可能です。
さらに、口コミだけに頼らない、新鮮で正確なお店の情報を随時更新して発信できます。
リピーター獲得にはお客様との距離を縮められるSNSやブログが有効
ブログやSNSを利用して情報を発信し、新規のお客様にアプローチをし、来店後のアフターケアもできます。長くお客様と関わっていけるので、リピーターの獲得にも繋がります。このように飲食店とネットは、相性が非常によいです。
臨時休業や営業時間変更のお知らせ、予約残数などの掲載は、当日訪れるお客様にとって大変ありがたいものです。
ブログの読者やSNSのフォロワーだけではなく、ホームページのトップページにタイムラインが埋め込まれていると、新規のお客様にも最新の情報が一目でわかるようになります。
現場の切り盛りだけで精一杯で、忙しい傍ら情報発信をすることは難しいという実情もあるでしょう。
ただ、来店するお客様の立場になり、どのような情報が求められているのかを理解して発信することができれば、競合店との差別化にもなり、必ずホームページを見て来ましたというお客様が現れます。
まずはグルメサイトから一歩飛び出し、お店の特徴やこだわりを表現したホームページを作ることから始めてみませんか?
お店のウリを明確にし、プロの写真やデザインでお客様にその魅力がダイレクトで伝わるよう、私たちリアサポートにお手伝いをさせてください。
コロナウイルスの影響を最も受けているのは居酒屋
コロナ禍で飲食店、中でも居酒屋が大きな打撃を受けています。緊急事態宣言やまん延防止措置などは発出されると、国や自治体から協力金などの支援があるとはいえ、それだけではやっていけないというお店は多いのではないでしょうか。 泣く泣くアルバイトに辞めてもらった、どうしようもなくお店を閉めた、という話も耳にします。 まだまだ先の見えない中、生き残るためには何が必要なのでしょうか?
夜の営業が難しい場合、ランチ営業を開始する、またお弁当を販売するという選択肢があります。特に、今は宅配やテイクアウトがその勢力を伸ばし、手軽に使えるようになってきました。 新しいことを始めるのは勉強や費用が必要な場合があるため、なかなか一歩踏み出すのは難しいかもしれませんが、これまで通りでは生き残りは難しいこともあります。
資金面の支援が受けられる場合もあります。 政府や自治体の支援はもちろんですが、銀行からの追加融資、またクラウドファンディングといった民間の支援制度を利用してみるのも一つでしょう。
「お店を開ける」という選択肢
お客様のご協力のもと、お店を開け続けるというのも一つの選択肢ではあります。マスク会食のご協力やパーテーション、消毒液の設置はもちろんのこと、個室対応はできるか?お客様との会話を最小限にできる注文方法など、様々な工夫が必要です。
他店との差別化も一つ、重要な選択肢の一つです。前述のように、ランチ営業やお弁当の販売を始める、朝の営業を始める、移動販売を始めるなど、他店がまだ始めていないサービスを検討するのも良いでしょう。 安心してお客様に来店いただくために、取り組んでいる対策をしっかりアピールすることが大切になります。
SNSやホームページで、お店の現状をお知らせすることで、新たなサービスの告知もしやすくなります。 特に夜、街に人が減少しつつある現状では、開けているお店に足を運んでもらわねばなりません。 SNSのフォロワーを増やすこと、ホームページのアクセスを増やすことは、来店に直結すると考えてよいでしょう。
SNSとホームページを活用する
有名店はもともとファンも多く、SNSやホームページのフォロワーやアクセスが多くなりやすいものです。しかし、地域密着で営業している居酒屋などは、SNSのフォロワーを増やす、ホームページのアクセスを増加させるのは簡単ではありません。 まずは来店客にフォローしてもらえるサービスを提供するところから始めましょう。 もし、SNSのアカウントやホームページがないのなら、すぐに開設をお勧めします。
まずは検索、が基本の現代では、インターネット上に情報を提示しないのは看板を出していないお店と同じです。 どのSNSを使ったらいいかわからない…という場合は、以下のページを参考にしてみてください。
対してホームページは、複数のポータルサイトに登録してあったとしても、運用しておくことをお勧めします。ポータルサイトでお店の情報をすべて掲載しようと思うと、思った以上の資金が必要になることがあります。 お店のホームページが上位表示されるようになることは、集客への第一歩になります。
ホームページに掲載すべき情報とは?
居酒屋のホームページには、以下のような情報を掲載しましょう。
・メニュー(価格) ・アクセス ・新着情報 ・お問合せ ・求人案内
求人ページはポータブル求人サイトへリンクさせるのもよいかもしれません。 その他、お店こだわりのお酒の紹介や、行っている感染症対策などの掲載もお勧めいたします。
まだまだ厳しい状況が続きそうな飲食店業界ですが、リアサポートではホームページで応援していきたいと考えています。 ホームページのことなら、どんなことでもリアサポートにご相談ください。 SNSのご相談も承ります。
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