サブドメインとサブディレクトリって？違いとメリットとは

新たに別サービスのWEBサイトを制作するときの使い分けにサブドメインは有効

自社で新たなサービスを展開しようと考えた時、ホームページをどうするかというのは悩みの種の一つとなるでしょう。
現在運用中のホームページにページを追加すべきか、新規でホームページを制作するべきか…？
掲載するボリュームがある程度あったり、サービス内容や屋号が全く別の場合、ホームページも新たに制作することをお勧めいたします。
では、新規ドメイン、サブドメイン、サブディレクトリ、どの制作方法が良いのでしょうか？
違いを理解し、新たなWEBサイト制作の際の参考にされてみてください。
　　
　

サブドメイン、サブディレクトリとは？

サブドメインとは、メインで使用しているドメインを分割するために使用するドメインのことです。
メインドメインとは異なるテーマを使いたい場合やサービス内容、屋号が異なる場合などに使用されるのが一般的です。

AAA.com　がメインドメインだとすると、サブドメインは　zzz.AAA.com　というように、メインドメインの前に希望文字を設定し、使用します。
サブドメインを取得する際は、メインドメインを管理しているサーバーで取得が必要になります。
ただし、メインドメインとサブドメインはGoogleから別サイトとして扱われ、評価も個々のサイトで受けることとなります。

サブドメインの最も大きなメリットは、運営元のメインドメインを容易に確認できる点でしょう。

対してサブディレクトリとは、あくまでのメインドメインの下層ページという判断になります。
AAA.com/zzzというように、作成したページはメインドメインの末尾に表示され、デザインが異なったとしてもメインドメインの評価がつくことになります。

メインドメインのサービスを派生させたものであればサブディレクトリで下層ページに追加すればよいでしょうし、関連サービスであっても新規事業である、または異なるテーマを使いたい場合などはサブドメインでのWEBサイト制作をお勧めいたします。

サブドメインを取得するメリットとは

サブドメインを取得することで、以下のようなメリットを見込むことができます。
　

• メインサイトとは異なるテーマを使用することができる

サブディレクトはあくまでも下層ページの扱いとなる為、異なるテーマを使う方法もありますが、基本的にはメインドメインのサイトと同じテーマになります。
サブドメインを取得することで、別のテーマを使用することが可能となります。
SEOの観点からすると、統一感がないサイトは評価を得難いとされています。
サブドメインを取得することは、SEO対策にも有効な場合があります。

• メインサイトとは別サイトという評価を得ながら、運営元がわかりやすいため安心感を与えられる

屋号やテーマ、サービス内容が異なったとしても、運営元のメインドメインが表示されるため、ユーザーに信頼を獲得しやすいというメリットがあります。
ただし、よくも悪くも、Googleの評価は引き継がないため、SEO対策は必須です
　

• メインドメインを複数持つよりもコストカットが可能

新規でホームページ制作をする場合、メインドメインを新しく取得するという方法ももちろんあります。
しかし、ドメイン使用料やレンタルサーバーのランニングコストなど、メインドメインごとに費用が必要となるため、サブドメインを取得した方がコストカットが見込めます。
　

• メインドメインと連携することで被リンクを獲得できる

サブドメインで制作したホームページは、信頼は得やすいとはいえあくまでも新規サイトという扱いになります。
インデックス登録され、SEOの評価を受けるまでには時間がかかってしまうことが多いですが、メインドメインから誘導のリンクをさせることで被リンクを獲得でき、新規サブドメインサイトからメインドメインサイトにリンクさせることで外部リンクを獲得することができます。
更新作業やキーワード設定のほか、被リンク、外部リンクもSEO対策には有効ですので、評価アップの効果を見込むことができます。

メインドメインのペナルティはサブドメイン、サブディレクトリ共に注意が必要

サブディレクトリは下層ページ扱いとなるため言わずもがなですが、サブドメインもメインドメインが何かしらのペナルティを受けた場合、影響を受ける可能性があります。
また、メインドメインとは別にSSL設定のための証明書が必要になる場合があります。

ロリポップの場合

それぞれのメリット、デメリットをしっかり理解した上でメインドメインの追加か、サブドメインで新規制作か、サブディレクトリでページの追加を行うか、選択しましょう。

リアサポートではサブドメイン、サブディレクトリでの新規制作、リニューアル制作のご相談を承っております。

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