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4月から新しい職場に移動したり、新たな職場に就職したりと、環境が変化する方も多いことでしょう。
普段、なんとなく使っている言葉で、会社の上司や取引先と話してしまってはいませんか?
OKです、了解しましたなど、フランクな言い回しは、ビジネスシーンでは失礼に当たります。
ビジネスシーンで失礼にならない言葉を覚えておかないと、商談の失敗に繋がったり、上司との軋轢を生んでしまうかもしれません。
ビジネスシーンでよく使われる「了解しました」「承知しました」「承りました」の使い方をよく理解し、上手に使い分けましょう。
「了解しました」という言葉は、上司やお客様には使ってはいけない言葉です。
了解の意味は納得すること、理解する事ですが、目上の方には使うべき言葉ではない、とされています。
「了解しました」に謙譲語の「~いたす」とつけ、「了解いたしました」とすれば、厳密にいえば失礼にはなりません。
しかし、ビジネスシーンでは了解という言葉自体が適切ではないと考える方も多いため、控えた方が良いでしょう。
同期の間柄や目下の人に使うのは問題ありません。
「承知しました」は知っていること、分かっていること、承諾することという意味の言葉です。
「承知しました」は謙譲語であるため、目上の方や取引先に使っても何ら問題ありません。
上司やお客様に了解しました、と、もし使ってしまっていた場合は、早急に「承知しました」に直しましょう。
もし、「承知しました」が堅苦しい印象で使いにくい…という場合は「分かりました」でも問題ありません。
しかし、やはり「承知しました」の方がビジネスシーンではふさわしい印象になるため、使いこなせるようになりましょう。
「承りました」には聞く、受ける、引き受けるという意味の謙譲語です。
「承りました」も目上の方やお客様等に使って問題ありません。
メールはもちろん、電話での応対にも便利です。
「私、○○が承りました」といった場合に使うと、承知しましたよりもより丁寧な印象になります。
その他、かしこまりました、もビジネスシーンではよく使われる言葉です。
指示や依頼につつしんで承るという意味の謙譲語のため、上司や目上の方、お客様や取引先などに使える言葉です。
交渉の場や会社内など、ビジネスシーンでは言葉遣い一つで印象が良いほうにも悪いほうにも変わってしまう事があります。
完璧な言葉遣いをマスターするのは簡単なことではありませんが、一つずつ正しい言葉遣いを覚えていきましょう。
その他、ビジネスメールの書き方を紹介した記事も掲載しています。
これから新入社員になる方必見!覚えておきたいビジネスメールの書き方
デキるビジネスマンの第一歩に、まずは「了解しました」「承知しました」「承りました」の使い方をマスターしましょう。